安原氏寄贈のオリエン卜美術品を収蔵する美術館である。その目的から、オリエン卜の表現をもっと共に、由緒ある岡山市の景観にも調和するという困難な命題に対して解答を見出そうとしたものである。結果としては直接的なオリエン卜の表現に頼ることなく、古代ジグラート神殿を想わせる壁体の重畳によって命題に応じている。観覧者の動線、美術品に対する採光及び照明、心の憩いとなる豊かな空間、それら、美術館に附随する問題点を解決しようと試みたものである。
竣工後はじめての長寿命化改修工事(2020年7月~2021年9月)を経て、
2022年4月リニューアルオープン
所在地: 岡山市天神町9 35
構 造:鉄筋コンクリート造 地下1階 地上3階 塔屋1階
規 模:敷地面積1,785.600㎡ 建築面積1,386.890㎡
延床面積4,336.130㎡
建築業協会賞
第1回公共建築賞最優秀賞建設大臣賞
BELCA賞ロングライフ部門受賞
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