煉瓦の壁の大きな丸い開口を通して街から小主持交の授業風景を垣間見ることができる。一方、子供たちは厚い壁に守られながら街ゆく人たちを観察する。決して先生も生徒も神聖不可侵な主持交という閉鎖社会を作ることなく、常に都市環境に聞かれた形て:教育のための環境がある。設計にあたっては「100年以上の耐用のある建築を造ってほしい」という条件で指名を受けた。ここで、私たちは子供たちのためにできるだけ上質な空間と素材を与えた。そして奇をてらわず基本に忠実に建物を構成した。スケールと安全性をのぞいて子供におもねったデザインをしていない。それはすべての基本を子供たちに理解してほしかったからである。
(1998年・公共学校施設賞・文教施設協会会長賞受賞)
所在地: 武蔵野市八幡町35 25
構 造: 鉄筋コンクリート造 地上4階/ 地下1階/塔屋1階
規 模: 敷地面積: 8,852m2 建築面積: 3,365m2 延床面積: 10,091m2
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