筑波大学医学部附属病院新B棟 2012
- osahptest
- 2022年5月11日
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将来の増築余地を考慮した全体計画により既存病院の南側に増築した、病棟・中央診療機能が中心の新棟。
既存棟との狭間に新しい病院のエントランスとなるホール棟を配置し、2 階以上は各階のブリッジで既存棟と接続されている。
病棟には一般4 床室と個室的多床室、一般1 床室と重症用1 床室のそれぞれ2 タイプが併設され、更に11 階はビジネスタイプ病室を設けて多様な患者のニーズと症例に対応できる病室構成としている。
一方、低層階は高度な医療を担う中央診療機能が集約されている。
3階手術部門はガントリー移動タイプのMRI を設置した室やBCR などの機能特化したタイプとユニバーサルタイプの合せて16 の手術室と、手術室増設が可能な将来対応スペースを用意している。
災害時の備えとして免震構造の採用、屋上ヘリポート及び救急・手術等各部門を直結するエレベーターの設置、エントランスホールを災害時の治療スペースとして利用可能とするための設備配置といった対応をしている。
また、1階には病院と利用者のコミュニケーションのための多目的スペース「けやきプラザ」を設けた。
所在地:茨城県つくば市
構 造:RC造一部S造(免震構造) 地上12階 地1階下
規 模:敷地面積:197,854.89㎡ 建築面積:7,122.46㎡ 延床面積:45,746.45 ㎡
病床数 : 475床(一般352,その他123)
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