<システムマスタープラン>
既存棟を活用し、病院の3つの構成単位である外来―中央診療―入院へ再構築した。
その中核となる国際医療センター(タワー棟)が竣工した。
システムマスタープランの計画に際し5つの課題を挙げ、分散した機能の再構成及び病院全体の効率化を目指した。
課題1:機能の集約・整理
課題2:既存建物の新しい機能への転換
課題3:エネルギーシステムの効率的再編及び改修
課題4:患者アメニティの充実
課題5:スタッフ職場環境の改善
タワー棟は1フロア1看護単位とした。スタッフステーションを中心に病室が取り巻き、コンパクトで患者の様子が<よく看える>病棟を目指した。廊下にスタッフが日常業務を行う「クリニカルベース」を配置し、ベッドサイドナーシングの拠点とした。
所在地:福岡県久留米市
構 造: 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 地上19階 地下2階
規 模: 敷地面積:71,121.5㎡ 延床面積:35,032.58 ㎡
病床数 : 614床(一般607床、感染7床)
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